北島の歴史
1分半で分かる「北島」と「丸芳露」
北島の創業は元禄9年(1696年)です。現在の本店より西方、長崎街道沿いの中町の一角に数珠屋を開きました。その後、白山に移り享保年間(1716~1735年)には規模も拡大して、諸式屋として鍋島藩の御用商人にとりたてられました。今でいう総合商社のようなお仕事です。
鍋島焼という当時の高級な磁器に使う絵薬や呉服・小間物・荒物を取り扱っていたようです。
幕末期に世の中が急激に変わる中、長崎貿易に携わったご縁から佐賀伊勢屋町の横尾家にボーロの製法を習いました。横尾家は南蛮菓子の製法を伝えて来られた由緒あるおうちでした。

北島の「丸芳露」は、小麦粉・砂糖・鶏卵の厳選された三つの材料を基本にその微妙な配合によって生み出される、柔らかさでさっくりとした口溶けの良いおいしさが特徴です。
